今日は、
辞書引きのためのアルファベット学習
読み書きのためのフォニックス習得
についてのご紹介です。
↓低学年クラス アルファベットスタンプの様子
腕まくりして、真剣に取り組んでくれていますね~^^
英語といえば、キラキラ星のメロディーに合わせて歌う「ABCDEFG~♪アルファベットの歌」が定番ですが、
さてでは、なぜアルファベット(エイビーシー)を学ぶのでしょう?
と、
その前に、
アルファベットには、2種類の読み方があるのはお気づきですか?
a は、「エイ」
bは「ビー」。
でも、私の生徒達はおそらくみんな、
a=「ア」
b=「ブッ」
c=「クッ」
と、条件反射で発音してしまいます。
はい、それが「フォニックス読み」というもので、
アルファベットには
エイビシー という、文字の名前
と、
ア ブッ ク という、文字の発音
の2種類の読み方が存在しているのです。
そこをしっかり分けて指導することで、
子供達は混乱せずに英語の文章を読んだり、単語を書いたり、辞書を引いたりすることが出来る様になるのですよ~^^
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では話を戻して、なぜアルファベット(エイビーシー)を学ぶのか。
それは、辞書引きをする時に役に立つからです。
レッスンで使う辞書を見てみましょう。
こんな風↑に
見出しがABCDEFG・・「大文字」で書かれています。
ここで大活躍なのが、ABCDEFG~♪の歌ですね。
エイビーシーの順番と文字が分かっていれば目的のアルファベットを探す事が出来ます。
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例えば ant を引いてみることにしましょう。
a=Aだから・・
Aの中を開くと・・・
おーっと!
小見出しはもう、小文字になっていますね。
目的のantのページ
a n
にたどり着くまで、
小文字のabcd・・順に探して行きます。
頭の中で、何度もabcdefghi・・・とアルファベットの歌がリピートされ、
ようやくたどり着く事が出来ます。
まとめると、
辞書引きは
大文字でおおまかな場所を探し、
小文字で目的の単語にたどり着く、という流れになり、
そのためにはまず、
大文字が読める
アルファベットの順番が分かる
次に
小文字が読める
小文字でもアルファベットの順番が分かる
そんな力が必要なのです。
ハッピーハウスでは、低学年から辞書引きをしますよ~。
調べたページには付箋を貼って、
高学年の頃には辞書引きの歴史が感じられる立派な辞書に育ちます。
お子さんがまだ幼稚園生の場合、
キラキラ星のメロディーでエイビーシーがなんとなく歌えるようにたら、
次は↓こんなチャンツに合わせて、より確実に文字を読みながら言える様になる練習をするのもおススメです!
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それでは次に、
なぜフォニックスの力を付ける必要があるのでしょう?
その答えはカンタン!
エイ ビー シー ディー イー エフ ジー
の読み方(アルファベット読み)を知っていても、
英語の文章は読めないのですよ~。
残念ながら!
例えば、ハッピーハウスの子どもたちが学んでいる動詞カードのフレーズ
drink milk
を、仮にアルファベット読み(エイビーシー)で読んでみると、
ディー アール アイ ネヌ ケー エム アイ エル ケー
になっちゃいます。チンプンカンプン..
これを、低学年の子供たちでも、自力で drink を ドリンク と読めるようにするには、
d ドゥッ
r ル
i イ
n ン
k クッ
という、フォニックスの読み方を知っていれば良いのです。
ドゥッ ル イ ン クッ
これだけでも、素晴らしい発音で読める様になるんですよ~。感動!
それが、フォニックスを学ぶ最大の理由であり、目的でもあります。
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では、ハッピーハウスで導入している、
ジョリーフォニックスの最大の特徴を1つご紹介しましょう。
ジョリーフォニックスは、アルファベット順に学ばない。そこが大切なポイントです
こちらが、ジョリーフォニックスで学ぶ文字の順番です。(従来のabc順に学ぶフォニックスと大きく違う特徴でもあります)
ジョリーフォニックスは、表の様に
基本の42文字を7つのグループに分けて学びます
これは第1グループの絵本。
1番最初に学ぶ文字6文字。
s
a
t
i
p
n
という、不思議な?順になっています。
なぜ、abc順じゃないと思いますか?
それは、
英語で最も使われる文字が「s」で、
次が「a」「t」「i」「p」「n」・・・だからなのです。感動!
「それがどうして良いの?」
それは、使用頻度が高い文字から学ぶので、
このたった6文字だけでも
これだけの単語を作る事が出来るんです。
つまり、6文字の読み方
s=ス
a=ア
t=トゥ
i=イ
p=プッ
n=ンー
を学んだだけで、少なくとも24個の単語を
自力で読める様になるのです。
伝わってますか~?この素晴らしいシステム!
文字を学んだそばから、単語読みの練習が出来る。合理的ですね。
4年前にこの指導法に出会った時は、
目から鱗が音を立てて落ちました。
とても印象に残る絵本を使い、
ストーリーと文字をリンクさせてインプットしたり、
1文字だけの練習から、
3文字単語・4文字単語にフォーカスしたワークやカードゲームで、
楽しく確実に
読む力、書く力が付いて行きます。
***
子供は、本物を知りたがっている、という特徴があると感じています。
本当に自分の力で英語が書けてる、読めてる、という実感を持ちたがっているんです。
その、知的好奇心にドンぴしゃり!なツールがジョリーフォニックス。
教科書の出版社である東京書籍さんから、
ジョリーフォニックスの日本語版が出版されたのも、
これはニーズが必ずある!と認められたからだと思います。
それを、水戸でも広めて行きたい!
日本の英語教育の土台を変えたい!
そう願ってハッピーハウスがスタートしました。
もう、ワクワクしかありません♪
次のレッスンが待ち遠しい♪
さー、水戸まで通える、興味のあるおともだち、
集まっておいで~♪